祝日の昨日は午後よりさいたま新都心のスーパーアリーナに出かけて秋のビール祭りを楽しみました。妻子はコンサートや買い物を楽しんでいる間、私一人会場の中をふらふらと市場調査。いわゆる地ビールというジャンルで地域ブリュワリーを作ることは地域の町おこしにも活用できる事もあり、話によると500に近い地ビールがあるそうです。今回さいたまスーパーアリーナにはビール以外も含め70店舗以上が集まり、金曜日から5日間のイベントとなりました。どのビールもレベルが高く美味しいので目移りしてしまいましたが、種類は同じものも多く、購入動機としては地方のおつまみで美味しそうなものがあれば、いっしょに購入するところかもしれません。
さいたま市にも今年氷川の杜ブリュワリーさんというマイクロブリュワリーができて、先日お邪魔してきました。私の所属しているNPO法人埼玉ジャーニー63では埼玉県の名産品などを紹介する活動などもしているので、次回のイベントに共同で出店できないかという話でした。社長の菊地さんに話を聞くと、地ビール登録の生産数量制限が緩和されて、マイクロブリュワリーという形で空き店舗一つを利用したビール作りも可能になったということでした。これであれば、どの地域にもある空き店舗を利用して町おこしが可能になります。しかし、すでに多くの地ビールがある中で必要なのはビールに付属する別の価値をつけて独自性を出していく事かなと多くの店舗を眺めながら市場調査してきました。写真の福岡のいちごとかぼすを使ったビールがかなり美味しかったです。
今日は祝日ですが、休み明けから天候が悪くなるという天気予報をうけて、外作業である看板の取り外しに向かいました。長い間お世話になっております大宮園芸様の自立看板を取り外してきました。こちらは5年前にオープンした時に、既存フェンスを利用して、オープン記念の催事イベント告知用の看板として設置したものです。当初は一時的な看板ということで、木製の柱に小割の木製看板をビス・針金で固定するという簡易的なものでした。それでも強風で倒れてはいけないという事で、斜めにつっかえ棒を入れて立ち上げました。
それから5年、台風も強風もありましたが、建物の風向きか今日まで倒れることなく生き延びてきましたが、さすがに斜めにとったつっかえ棒が折れてしまい、今度は恒久的な看板を取り付けるという事で御見積して作業が決まりました。まだ看板が完成していないのですが、今回の台風からの風で倒れてしまってもいけないということで、休日返上で取り外しました。看板自体も木製なので木部が腐食してぼろぼろの部分もありました。まさに寿命ぎりぎりというところでしたが、なんとか倒れて事故になる前に撤去できました。後は新規制作して取り付けるだけです。作業が午前中に終わったので、先に出かけている妻子を追いかけて午後はお出かけとなります。
なんとかマンデーだか知りませんが、3連休をたくさん作る暦設定の日本ですが、これっていいのか悪いのか、皆さんいかがでしょうか?今年もこれから10月に1回、11月は2回ありますので、遊びに行ける人は最高なのでしょうが、仕事をしなければいけない事情のある人にとっては、資材搬入や制作納品が遅れがちになりますし、明けた次の週が問い合せも仕事も忙しくなってしまい、落ち着いたペースで仕事ができません。個人的にはなんとなく、昔のように週の途中に祭日を入れてくれたほうが、休みもとりやすいのですが個人的な感想にしかすぎませんね。
休み明け、先週御見積を提出していたものが決まりだして、今月後半も忙しくなりそうです。そんな中、地域活動や業界団体なども忙しい時期を迎えて、今週は毎日なんらかの会合が入っているという特別週になりそうです。今日は、地元宮原のさいたま北商工協同組合で行っている小学生絵画展の選考会がありました。毎年近隣4小学校にお願いして、夏休みの間に絵画を制作してもらい、10月のKI-TAまつり前後に宮原駅に展示します。今回も400枚近い絵が集まり、その中から200作品を展示、20作品の大賞と優秀賞を選考しました。今年のテーマは、「私達の夢~未来の埼玉県」実際に埼玉県の未来を担う小学生たちの思い浮かべる未来を絵に描いてもらいましたが、どれも夢があり自然を大切にし、家族を思う素敵な世界が描かれていました。こんな絵に囲まれているとこちらの気分も上昇志向になっていきますね。今年の小学生絵画展は10月11日(土)~11月16日(日)まで、JR宮原駅西口コンコースにて行われます。
インターンシップの学生受け入れも終わり、ほっと3連休と行きたいところなのですが、土曜日の夜指定で夜間作業がはいっていましたので、休むわけにはいきませんでした。東京の喫茶店の壁面修復工事でしたが、閉店10時後の作業でスタートして、結局明けた三時ごろまで時間がかかってしまいました。協力業者さん、元請さんともに作業お付き合いいただきお疲れさまでした。最後清掃を重ねて帰宅するともう4時半で家に戻ると白々と夜が明ける5時でした。シャワーをあびて6時近くになると、今度は日曜朝の納品が気になります。
聖学院大学で行われる検定試験用の無地看板を朝8時指定でお持ちすることになっています。6時で寝てしまい起きれないと困るなと思いながら、眠気は襲ってくるしどっちにもつかずにうとうとしたところで起床時間になってしまい、着替えて出かけました。納品は渡すだけですので簡単なのですが、その後あまり眠れなかったので、一日眠いままでいました。そんな時には重なって友人の誘いや会合があるもので、お昼に近所の友人にラーメンを誘われて、午後4時からは氷川の杜ブリュワリーというさいたま市初の地ビール店にてNPO法人のイベント協力の話し合いでした。だんだん寝不足からのハイテンションでビールも3杯いただき、そのままワインの名店にゆきサンマの炭火焼に赤ワインという組み合わせで2次会終了が9時前。ふらふらと帰宅して倒れるように眠った土曜日日曜日でした。もう若くないんだからという声が、どこからか聞こえてきそうです。
昨日の金曜日まで2週間10日間の約束で来てくれた聖学院大学のインターンシップの学生さん、一日も遅刻することなくきちんと作業・実習を終えてくれました。体も小さめで力仕事はどうかと思いましたが、細かい作業は得意なようで、シートのカス取りもリタック貼りも仕上げもできるようになりました。現地での作業も数種類体験してもらいましたが、穴掘りが無かったのが残念でした。一番、良かったと思うのは、HPからの問合せをいただいてから、実際に打ち合わせに行き、お客様からのヒアリングに同行してもらい、見積もり・サインプラン等は私が作りましたが、その過程でお客さんにどのような意識を向けていくかを教えて、見積もり受注後に実際に看板を設置・取り付けに行くところまでの過程を全て見せることができたところだと思います。
世の中に仕事は数々あると思いますが、弊社のようなタイプで一貫してお客様とつきあって仕事をしていくものを見ることはそう無いと思いますので、私がこの仕事を生業としている一番の理由もわかってもらえたと思います。彼からも想像以上に楽しく、勉強になったという言葉をいただきましたので、無駄にはならない2週間だったと思います。相手の想像や期待をを超えるようにがんばり結果を見せて、少し喜んでもらえるような看板屋を続けていこうという新たな決意も持つ事ができました。聖学院大学さんには、仕事だけでなくこのような学びの機会も与えていただき、ありがたいかぎりです。I君、お疲れさまでした。