今日は午前中より北浦和にありました「炉ばた焼ほり」さんの看板撤去作業に出かけました。長い間、北浦和駅そばで営業を続けてきましたが、昨日で営業を終了し今月中に片付けなければいけなくなりました。弊社でも看板のリニューアルやイメージ変更などで何度も仕事をいただいておりましたが、やはりこの不景気の波にはかてないようで閉店となってしまいました。
既存の袖看板を撤去し、雨よけのひさし看板は板面のみ撤去。スタンド看板はこちらであずかり処分する事となりました。朝の早いうちに作業に出かけ、隣にあります人気のラーメン店が並ぶ前に作業を終えました。店内にはお客様からのお花がたくさん飾ってありましたが、店主さんいわく閉店で花をもってくるよりは、その前に店に飲みに来てくれれば花なんて必要ないのにな、という言葉がありました。作業終了後、御代をいただきました。お店が閉まることは看板屋にとっても悲しいことですが、そんな悲喜劇をほんの少しだけ垣間見るのが看板屋さんの仕事かもしれません。ほりさん、長い間お疲れさまでした。