4月は入学の季節。大学の九月入学をすすめる動きも出てきていますが、グローバルスタンダードがどうであれ、日本にソメイヨシノが咲く限りは入学は春にしてもらいたいものだと思うのはあまりに日本人的でしょうか。いつもお世話になっています聖学院大学様でも新入生がガイダンスで登校し、キャンパスには多くの桜が咲いています。事務的には移動や新しい部課の変更もありますので、そのうちわせなどに午前中に大学を訪れて、プレートを一枚修正しました。
午後からはNPO法人の部屋で来期の打合せなどをしながら、新しい聖学院大学の動きに感心しておりました。東日本大震災の前から、新潟中越地震の被災地で雪かき合宿を続けてきたり、中越沖地震の被災地でのボランティア活動をしておりましたが、東日本大震災のあとはダイナミックに大学自体が活動をすすめていただき、学生主体での募金活動から震災復興ボランティアセンターの設立から、復興支援ボランティア派遣活動の継続をしていただき、1年たった今年度からはボランティア支援課が部課の中に新設されて、正式な大学ボランティアセンターができあがることになりました。岩手県野田村や釜石での学生を中心としたボランティア活動は継続されていくようですし、今後は大学ボラセンにより広い活動が期待できそうです。震災とうものは普段見えにくくなっている社会のひずみみたいなものを明らかにさせることもあるので、ここで顕在化した援助や福祉に係ることで日々の生活の中の支援や福祉につながることができると思います。そして次の震災に向けて準備をすることができるのだと思います。