地震3日目を迎えても余震は続き、茨城県の看板屋さん仲間の無事が確認できません。電気・通信の復旧ができないようで連絡がつかないので心配です。昨晩は疲れからか10時には寝てしまい、目が覚めると5時でした。今日一日家にいてもTVで震災情報を確認するだけだと思い、思い切って茨城県の日立市の増子看板さんとビーラインさんを訪ねることにしました。日立市は震度6強の現場ですので万が一のことも考えて装備をそろえます。
発電機・電気チェーンソー・電気ソー・バール・大ハンマー・長い鉄棒・スコップ・延長コード・照明器具・作業備品(ヘルメット・軍手・長靴)など全て看板屋さんが普段使っている資材ですのですぐにそろえることができます。持ち込み品としてはペットボトルの水を5ケース・携帯カイロ・マスク・医薬品を持ち出発です。埼玉県内でガソリンを満タンにしましたが、どのスタンドもガソリンの不足で給油ができないこともあります。しかし茨城ならば満タンで行って帰ってこれる距離です。朝マックで2食分の食料を買い込みます。こちらも被災地では食事も自分で用意しなければかえって現地の迷惑になります。途中茨城県に入ったところのスーパーでお見舞い品を購入します。すぐに食べられるようなおかず、梅干やオレンジなどのビタミン補給食品・子供の喜ぶ甘いお菓子など選択に時間はかけられませんので、経験から必要なものを買い揃えます。これで被災地にはいれますが、今回はお見舞いのため緊急車両認定はうけずに、一般道を走って町の被害も見ながらの行動になりました。
写真は茨城県内すぐで屋根の壊れたテナントとガソリンを待つ車の列です