明日取り付ける予定の看板の一部です。家のイラストですが屋外用シールで切り貼りしております。最近の看板屋さんだとこれくらいの色数だとインクジェット出力でするのが普通でしょうが、弊社にはインクジェット出力機がありませんので、いまだにシール貼りが基本となっています。こんなイラストもちょちょいのちょいです。今回は木の部分にダイノックの木目シートを貼ってみました。細かい遊びですが誰か気がついてくれるといいですね。明日の取付後に完成写真はお見せします。
看板に色を入れる作業は、その昔ペンキが使われて、ペンキの改良が行われ続けました。より乾きが早く色の退色がなるべくないものが開発されて、ロイヤルカラーというペンキで文字を書くためのペンキは落ち着きました。それでも3年くらいで赤色などは退色しはじめます。そこに屋外用シールが登場しました。現在メーカーで屋外5~7年と書かれています。これは5年はそのまま大丈夫、色によってはそこから少し退色劣化が起こりますという程度ですから、やはり一番長持ちだと思います。そこからインクジェット機が登場し、インクの改良がすすんで同時にラミネートによるUV処理と併用することで、屋外3~4年程度の対候性がみこまれています。看板を長持ちさせたいお客様も、数年で交換していって目新しさを求めるお客様もいらっしゃいます。そのニーズに合わせて看板の加工も変えていくのがよいでしょう。まあ、インクジェット機があればそれを使うようになると思います。使わないとメンテナンス料金など損するのが機械です。しかし、まだ弊社はシート貼りの長持ち看板にこだわっていきたいと思います。